AI監査支援とAI仕訳で経理業務を効率化!
建設工事業や医療業など業種別のソリューションも用意。
導入事例
株式会社イズラシ
2023年3月20日
MJSLINK DXの導入により
インボイス制度も見据えた
業務効率化を実現
手書きの伝票作成の手間と時間を一気に削減
127名
オールメタルナット、ナイロンナット、特殊ナット、ブッシユ、パイプ、カラー、精密特殊ナットの製造、販売
- 手入力とデータ入力が同時進行していたため作業が煩雑になり、担当者が時間に追われていた
- 社内データが一元化されてなかった
- 新たに始まるインボイス制度への対応に不安があった
After:導入後の効果
- 総務課全体の業務が省力化され、手間と時間が削減された
- インボイス制度に対応したシステムを導入できた
- 手書き帳簿でなくなり紙にかかるコストや管理の煩わしさを削減
インボイス制度も見据えた新たなシステムの構築
静岡県沼津市に本社を置く、株式会社イズラシ。1939年に創業し、オールメタルナット、ナイロンナットなどの製造や販売を手がけている。1952年には、「緩まないナット」にナイロンリングを挿入した“セルフナット”の高品質化と高速生産システムを確立。モータリゼーションの発展に呼応したハイテクナットの普及に貢献している。
同社はミロク情報サービス(以下、MJS)の製品を20年に渡り使い続けている。導入するきっかけになったのは、顧問契約を結ぶ会計事務所がMJS製品を使っていたこと。会計事務所のシステムと連携することで様々なメリットも生じるため、会計士のアドバイスを受けて導入された。その後、MJS製品の様々な変遷を見てきた同社が、「MJSLINKDX」を導入したのは、約2年前。経理部門において「財務大将」を利用し、業務効率化がうまく図られていたため、仕入れを担当する総務でも、「MJSLINK DX」の「販売大将」の利用を試みることになった。
当時、総務では、手書きで伝票を作成したり、台帳に記入したりしていた。その一方で、Excelデータでも管理を行うなど、二重の作業を行っていた。常務取締役の河上浩三氏はこう話す。「当社は完全ペーパレス化になっていませんが、特定の部署では必要性を感じていました。実際、書類の作成や管理にはコストや手間がかかりますし、内部とのデータ共有がしづらい。また、令和5年10月には、インボイス制度が開始されます。社内では『どう対応していけばいいのか?』といった空気が流れていました。『MJSLINK DX』には、インボイス制度や電子帳簿保存法に対応した機能も充実しているため、我々の不安を払拭してくれそうでした」
優れた操作性と手厚いサポート体制に期待
総務部でも「MJSLINKDX」も使うことで、スムーズなデータの受け渡しや他部署との連携のしやすさが期待された。長年使い続けたMJS製品なので馴染みはあったと思われるが、総務への導入は、不安がなかったのだろうか。実際に実務にあたる総務部総務課係長代理の髙田亜紀奈氏は次のように話してくれた。
「万が一、うまく使いこなせなかったことを考えて、手書きとMJS製品の運用を同時に行って、2カ月ほど様子を見ながら移行しました。実際に業務で使い始めてみると特に問題なく扱えるので、すぐに1本化でいけるなと感じました。また、その移行をきっかけに、棚卸しや不良在庫の見直しもできたのも良かったですね」
総務部総務課 主任の河上公洋氏も次のように話す。「MJS製品をずっと使っているので比較対象がないのですが、使い勝手に関してはまったく違和感がありませんでした」 なお、導入にあたっては、MJSの担当者に何度も相談し、手厚いサポートが受けられたのも安心材料となったと河上氏は話す。
人員はそのままで業務の増加・複雑化に対応
「MJSLINK DX」導入の効果について、『MJSLINK DX』を利用するようになってからは、入力と計算が同時にできて格段に業務の効率が上がりました。時間もかなり削減できたと思います」
常務取締役の河上氏も指摘する。「10年前に比べると部署の業務は煩雑になっています。それでも、人員を増やすことなく対応でき、売上げにして1.5倍近く上がっています。数字では表しにくいことですが、MJS製品の導入で効率化が図れている証しではないでしょうか。何より現場が違和感なく、業務を進められているのは良いことです」
さらなる業務プロセスの効率化を目指して
今後は、同社がMJS製品を活用しながら、どのように業務環境を向上させていきたいか、その展望を伺った。
「これまでは毎月の支払計画をExcelで作っていましたが、MJSさんから『販売大将』のオプション機能で同じような作業ができるということを聞き、実践しています。その機能を使えば入力したデータがそのまま支払い計画のデータにも流用できます。今後は、経理のことは全部MJS製品でできるようになるよう目指したいですね」(河上公洋氏)
「理想を言えば、業務の属人化を減らしていきたいです。仕事のミス防止や業務の効率化を考えると、インプットからアウトプットまで一貫して行えることが望ましい。そのためにも今後は、MJS製品を使い、社内データの一元化を加速させ、業務プロセスの削減をしていきたいと思っています。今年から始まるインボイス制度への対応も早めに対処したいと思っています。一方、給与明細の電子化や従業員の勤怠の管理についてもニーズがあるため、MJS製品をさらに活用していきたいですね」(河上浩三氏)
導入事例で紹介されている製品・サービス・シリーズ
中堅・中小企業向けERP
エムジェイエスリンク ディーエックス
電子帳簿保存法対応
インボイス制度対応
AI監査支援とAI仕訳で経理業務を効率化!
建設工事業や医療業など業種別のソリューションも用意。
新機能「AI仕訳」により仕訳作成が自動化。業務の効率化を図ることができます。
多彩なシステム構成、オプション群の他、特有の会計処理を必要とする建設工事業や医療業などには業種別のソリューションもラインアップ。
- ERP
- 財務・会計
- 給与・人事
- 販売管理
- 資産管理
- ワークフロー
- オンプレ/クラウド
ユーザーボイス
「使いやすさ」への声
出力機能も充実 社内のデータを最大限に生かせる
財務会計面だけでなく、内部報告用としての管理会計面にも対応している点が魅力です。
また、Excelへのファイル出力、汎用データ出力など、出力機能も充実しています。
社内のデータを最大限に活かせて、他部署との連携もうまく進んでいると思います。
業務がよりはかどる操作性に優れたコマンドの配列
コマンドが手書きに準拠した並び順になっているため、入力が思いのほか、早く進みます。
また、月締めだけでなく、スポット請求にも対応できるというフレキシブルさがありがたいです。
さらに、各機能の目的も分かりやすいため、年に1回くらいの固定資産税のデータ作成も操作もしやすく、仕事が中断されることがありません。
PCが苦手な従業員もとっつきやすいのではないでしょうか。
私のイチオシ機能&サービス
信頼の厚いシステムで時代の変化を乗り越えていく
「当社ではMJS製品を長年利用しており、社内からその評判を耳にしていました。中小企業向けに開発されたクラウド型ERPシステムという製品自体の魅力も感じつつ、フォローやサポート体制にも満足しています。今後はインボイス制度はじめ、我々が周囲の環境の変化にスムーズに対応できるようなサービスの提供を期待しています。これからも、MJS製品の機能を最大限利用したいと思っています」
導入企業様のご紹介
株式会社イズラシ 様
高品質で多彩なナット製品を生み出すリーディングカンパニー
1939年(昭和14年)設立。冷間圧造技術や生産技術を磨き上げ、国内のセルフロックナットの専門メーカーとしての地位を築く。振動に強い「戻り止めナット」や軽くて丈夫な「チタンナット」を開発し、自動車部品などに採用されている。地域密着型企業として沼津市の掲げるファルマバレープロジェクトに参入。自社部品を使った機器を設置した会員制ジム「アイシック健身塾」を本社に併設し、社員の利用はもとより地域社会の健康づくりに貢献している。
所在地 | 〒410-0022 静岡県沼津市大岡4044-29 |
---|---|
代表者 | 代表取締役社長 堤親朗 |
設立 | 1939年 |
社員数 | 127名 |
主な業務 | オールメタルナット、ナイロンナット、特殊ナット、ブッシユ、パイプ、カラー、精密特殊ナットの製造、販売 |
ホームページ | http://www.izurashi.co.jp/ |
- 本事例の掲載内容は取材当時のものです。