データを守って、信頼を守る
このたびの令和8年熊本地震と令和8年8月千葉豪雨により亡くなられた方々、ならびにご遺族の皆さまには衷心からお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。
1923年9月1日、関東大震災が発生し、約10万人が死亡・行方不明となる甚大な被害を受けました。この教訓から、9月1日は「防災の日」、同日を含む1週間は「防災週間」、9月は「防災月間」として制定され、防災啓発が行われています。
MJSでは、令和6年能登半島地震の際、当時激甚災害指定地域であった石川県金沢市を担当していたMJS拠点(金沢支社・ソリューション北陸支社)のメンバーに、直面した状況などをインタビューしました。昨今、災害への危機感が増してきています。今後、どこでも起こりうる大災害への備えとして、多くの学びが得られるインタビュー内容となっておりますので、防災月間である9月にあらためて、ご一読ください。
※ 所属・肩書は当時のものです
ソリューション北陸支社
(企業のお客様を担当する支社)
支社長 室谷 健史
電気が通らず、PCの電源が入るかの確認に最長2か月
七尾市よりも北のエリアが特に被害が大きく、お客様への電話での安否確認も、半月経過しても電話が不通の地域があり、全件確認完了できたのは2月末でした。
今回一番困ったのは、電気・通信環境などがなかなか整わなかったことです。
電気が復旧したのは、早い地域で1週間、遅い地域で2か月程かかっていました。
電気が通っていなかったので、PCなどの電源が入るかの確認も遅れて、遅いところだと2か月後くらいに確認ができました。通信も遮断されていたため、遠隔対応できず訪問し対応しました。
金沢支社・ソリューション北陸支社
支社長 室谷 健史
金沢支社
課長 内田 智治
ソリューション北陸支社
課長 内田 智治
バックアップの重要性・クラウドサービスへの意識が高まる
データバックアップの体制を見直す機運は間違いなく高まりました。クラウドにバックアップを取っていても、何のデータを保存しているか、把握できていないお客様も多数いらっしゃいました。
震災以降、クラウド環境にデータをバックアップできる「MJS バックアップ ONE」「MJSセキュアストレージサービス」の申込希望が、被災エリア以外からも増えています。身近なところでの大災害が教訓となり、バックアップデータの優先順位付けなど、情報資産の見直しをされているお客様が増えています。また、リモートワーク可能なツールとして、「iCompassリモートPC2」のご利用も増えています。
我々も、まさか自分が被災するとは想像もしていなかったので、過酷な現実に直面し、いろいろと考えました。たとえば、オンプレミスだと、機材が損傷していなければ復旧は早いですが、機材が損傷してしまった場合、震災前夜までの状態に戻ることは非常に困難です。
一方、クラウドの場合は、通信環境が整わなければ利用はできません。ですが、通信可能な場所に移動して利用することは可能になります。また、利用可能となれば、震災前夜の状態には戻れます。自分自身が置かれた状況下で、このクラウドのメリットを強く実感しました。
MJSからご提供したサポートの内容と今後のBCP対策として重要なこと
MJSからサポートさせていただいたのは、PCなど代替機やMJSセキュアストレージサービスの無償提供などです。人的な面では、電話での問い合わせの対応や、訪問でのサポート活動を行いました。
今後の BCP施策として重要な5つのポイントと、MJSからご提案させていただく各ソリューションは下記となります。
BCP施策ソリューションについてお気軽にお問い合わせください。
バックアップの重要性
事業継続に一番大切なのはデータ
データ消失に備えて対策を見直しましょう
MJSソリューション北陸支社(金沢)では、能登での災害によりバックアップの重要性を再確認したとの声が多く聞かれました。業務の継続に1番大切なものはデータです。どこでも起こりうる災害に備えて、バックアップ対策を見直しましょう。
確実にデータを復旧させるためにMJSは「3-2-1ルール」を推奨しています。「3-2-1ルール」とは、あらゆる事態を想定してデータのバックアップを行うための基本ルールです。
「3-2-1ルール」徹底のために
「MJS バックアップ ONE」と「MJSセキュアストレージサービス」の併用で、
有事に備えてさらなる安心を!
MJSでは「MJS バックアップ ONE」「MJSセキュアストレージサービス」の併用をおすすめしています。
「MJS バックアップ ONE」では、OSや設定などを含めた大容量のデータをバックアップするため、それらのデータを戻すのに比較的時間を要します。
直近のデータはファイル単位でバックアップができる「MJSセキュアストレージサービス」を併用することで、
有事の際にも速やかにデータを戻すことができます。
オールインワンバックアップアプライアンス
エムジェイエス バックアップ ワン
データ保全アプライアンス「MJS バックアップ ONE」は、重要な自社のデータをオールインワンで守ります。さらに、コストパフォーマンスにも優れ、設定・設置も簡単で、サポートも充実しており安心です。
- バックアップ
遠隔地バックアップサービス
エムジェイエス セキュアストレージサービス
大切なデータを堅牢なデータセンターでお預かり
インターネット上でセキュアに大容量ファイルバックアップを実現、セキュリティ万全の次世代バックアップサービスです。
- バックアップ
バックアップ状況監視の重要性
MJSならデータのバックアップ状況を監視
バックアップデータを丸ごと見守ります
しかし、3-2-1ルールに則ってバックアップ環境を整えれば完全かというとそうとも言い切れません。環境が整っても、その運用という点において、意外な落とし穴があります。
2020年10月、東京証券取引所(東証)でシステム障害が発生し、大変な混乱・経済的損失を引き起こしました。その後の調査結果で、その障害はバックアップ機器(NAS)の部品故障が発生し、本来であれば予備機への運用に自動切替されるはずが、設定の不備があり切り替えられなかったことが原因だと判明しました。つまり、バックアップ環境を整えるだけではなく、正常にバックアップできていることを継続的に確認・監視することも必要です。
MJSならバックアップ環境構築後も手厚くサポート
「MJSデータ保全ソリューション」
MJSにて「MJS バックアップ ONE」「MJSセキュアストレージサービス」「Arcserve UDP」「I・O DATA NAS」「I・O DATA 外付けハードディスクドライブ」をご導入いただくことで、バックアップトラブル発生に備えた計画的な対応ができ、業務データ消失がもたらす金銭的損失、社会的な信頼損失、さらには事業継続が危うくなるリスクを回避することができます。
「MJSデータ保全ソリューション」では、バックアップ処理の失敗やハードウェアの稼働状態を確認し、障害発生時はお客様に連絡するとともに復旧に向けた対策をご提案します。
| 対象サービス・機器 | 確認項目 |
|---|---|
| MJS バックアップ ONE |
本体の状態(正常・警告・異常)、本体のディスク容量(全容量/使用量/使用率)、クラウドの容量(契約容量/容量使用率)、本体のHDDの故障 ※「NarSuS」への登録は、出荷時に弊社が対応します。 |
| MJSセキュアストレージサービス | PCやサーバーのバックアップ状況(成功/失敗) 日々のバックアップ使用量・残容量・容量オーバー |
| Arcserve UDPによるデータバックアップ | PCやサーバーのバックアップ状況(正常終了/失敗/キャンセル) |
| I・O DATA 法人向けNAS[LANDISK Xシリーズ] | 機器の状態(正常・警告・異常)、ディスク容量(全容量/使用量/使用率)、NASのHDDの故障 |
| I・O DATA 法人向け外付けハードディスクドライブ[HDJA-UTRWシリーズ] | 機器の状態(正常・警告・異常)、ディスク容量(全容量/使用量/使用率)、外付けHDDの故障 |
- MJSにて導入いただいたデータ保全ソリューション対象サービス・機器が対象です。
- I・O DATA NASと外付けHDDについては、I・O DATA「NarSuS」にMJS担当者が登録・設定する必要があります。お客様にて登録・設定した場合は対象外です。
早期復旧の重要性
MJSの業務インフラ復旧サービス
「MJSリカバリーサービス」
災害時に限らず、いつ起こるかわからない突発的なネットワークのトラブル。原因特定から復旧作業までトータルにサポートします。ハード機器、OS、ケーブル、通信などの障害箇所を特定して、OS、アプリケーションの再インストールからデータ復旧まで、業務が再開できる状態に戻します。
そして、お客様のシステム情報をトータルに管理する「システムカルテ」をご提供します。お客様の導入システム状況や作業履歴をまとめた、お客様専用カルテを作成してご提供しているので、お客様とのシステム情報の共有を図り、ご安心いただける保守サービスの体制を作っています。
さらにセットで安心
「ハードウェア保守サービス」+「MJSリカバリーサービス」
ハード機器やネットワークの障害は、ソフトウェアとは別の専門部隊である『ハードウェアヘルプデスク』がお問い合わせ窓口として対応しています。
両方に加入しておくことで、障害の切り分けから、故障したハード機器の修理・部品交換、そしてアプリケーションのインストール、インターネットの接続設定まで、一貫してサポートを受けることができます。

BCP施策ソリューションについてお気軽にお問い合わせください。
他にもあります
まずは、何から取り組めば・・・
MJSにはITツールのプロフェッショナル人材である有資格者が多数在籍しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。さらに、M-martではオフィスの防災対策グッズも揃います。是非ご覧ください。
BCPという観点だけでなく、広くDX戦略を見直しませんか?MJSではお客様のDXコンサルティングを行っております。
M-martはMJSが運営するサプライ用品販売サイトです。M-martでは事務用品だけでなく防災グッズも取り扱っております。
もしお客様が被災されたら・・・
お客様の大変な時に寄り添います
MJSのお客様サポート
弊社では、地震や集中豪雨など自然災害の被害に遭われ、災害救助法が適用された地域においてMJSの製品・サービスをご利用のお客様へ、主に3つの対応を行っております。
対象となるお客様
災害救助法が適用された地域で被害に遭われて、MJS製品・サービスをご利用いただいているお客様
対応内容 ※1
- MJS製品プログラムディスクを紛失、破損された場合、代替品を無償提供
- サーバー、パソコンなどのハード機器を破損された場合、修理可能な機器について特別保守対応 ※2・3・4
- オンラインバックアップサービス(MJSセキュアストレージサービス)の一定期間無償提供 ※5・6
※ ご留意事項
- 本対応は 2024 年9月現在の内容です。今後、サポート内容を見直す場合もございます。
- 出張費・技術料・代替機を無償提供(一定期間)致します。
- 部品代は有償となります。
- 代替品に関してはメーカーの協力があった場合に対応します。
- 最大4か月間のストレージ利用無料・初期費用無料でご使用になれます。
- 実際に被災され、本サービスをご利用されたお客様の多くは、無償期間終了後も継続してご利用いただいております。