MJSグループの戦略
1.「サステナビリティ2030」と「中期経営計画Vision2028」の位置づけ
2021年5月13日に策定した「中期経営計画Vision2025」をアップデートし、さらに次のステージに進むための「サステナビリティ2030」と「中期経営計画Vision2028」を策定しました。
2.MJSの企業理念とビジョン体系
3.「サステナビリティ2030」のビジョン
4.人的資本経営の指標と目標
企業理念やサステナビリティ2030、中期経営計画Vision2028のビジョンを実現するための中長期的な人事戦略、人材構想を策定し、魅力ある企業、組織風土、職場環境作りを推進します。
2023年度実績 | 2025年度目標 | 2030年度目標 | |
---|---|---|---|
女性管理職比率 | 12% | 14% | 21%※ |
女性採用比率 | 42% | 45% | 50% |
男性育児休暇取得率 | 36% | 55% | 85% |
エンゲージメントスコア | 3.5P | 3.7P | 4.5P |
男女の賃金差異 | 81% | 82% | 87% |
2024年6月27日更新
- 人事施策を継続することで、2031年度以降も女性管理職比率30%を目指す
5.「中期経営計画Vision2028」の経営目標
6.「中期経営計画Vision2028」の基本戦略
- ① 会計事務所ネットワークNo.1への戦略
- ERP製品の機能強化や新たなSaaSビジネスにより、会計事務所における徹底した業務効率化と経営支援サービス力の向上を実現します。また、会計事務所と共に顧問先企業に寄り添う新たなDXコンサルティングサービスを展開し、顧問先企業のDX化による経営改善、競争力強化を支援します。
- ② 中堅・中小企業向け総合ソリューション・ビジネス戦略
- 中堅・中小企業の経営改善、事業成長を支えるSaaS型ERPシステムを開発・提供すると共に、総合的なSIサービス体制を強化し事業を拡大します。また、MJSグループでシナジーを発揮し、お客様のより広範な経営課題を解決するDXコンサルティングサービスを展開します。
※SI:システムインテグレーションの略
- 中堅・中小企業の経営改善、事業成長を支えるSaaS型ERPシステムを開発・提供すると共に、総合的なSIサービス体制を強化し事業を拡大します。また、MJSグループでシナジーを発揮し、お客様のより広範な経営課題を解決するDXコンサルティングサービスを展開します。
- ③ 統合型DXプラットフォーム戦略
- グループ会社であるトライベック株式会社が運営する統合型DXプラットフォーム「Hirameki 7」を進化させ、中小企業・小規模事業者における営業・マーケティング力の強化に加え、DXによる生産性の向上とビジネス成果の創出を実現します。また、MJSとの製品・販売連携を図り、グループシナジーを発揮します。
- ④ クラウド・サブスク型ビジネスモデルへの転換
- 主力ERP製品のクラウド化・サブスク化を進め、顧客メリットを最大化して継続的な関係構築を図り、顧客生涯価値を向上させます。そのために、全国拠点を活かしたカスタマーサクセス体制を構築し、個々のお客様ニーズに合った最適なサービス提供を実現します。
- ⑤ グループ連携強化によるグループ会社の独自成長促進
- 当社グループの成長戦略に即した各社の位置づけを明確にし、グループシナジーの発揮と収益性向上を最優先に、グループ再編・強化を実行します。また、MJSグループのさらなる成長を目指し、M&Aグロースを視野に入れた戦略実行を図ります。
- ⑥ 戦略実現を加速する人材力・経営基盤強化
- 人材力・組織力を最大化すると同時に、多様性と柔軟な働き方を促進する人材投資により、事業成長を加速します。社内情報システムの刷新により、経営の見える化と業務効率化を推進し、また、コーポレート・ガバナンスにおける意思決定の透明性向上を図ると共に、全社リスクマネジメント体制を強化します。
7.経営指標における定量目標
- ERP事業の一層の成長による収益性の向上および機動的な自己株式取得による資本効率の向上を実現し、2028年度のROE目標18%超の達成を目指す。加えて、利益成長に応じた増配により、株主還元の更なる充実を図ります。
- 非財務情報の開示を拡充し、株主・投資家からの当社理解に繋げ、資本コストの低減を図ります。
【2028年度目標】
ROE(自己資本利益率) | 18%超 |
---|---|
配当性向 | 30%~40% |
株主資本 | 400億円超 |
関連ページへのリンク
2024.5.13 「サステナビリティ2030」と 「中期経営計画Vision2028」について