企業の業務最適化をベストサポートする次世代のERPソリューション
導入事例
福留ハム株式会社 様
2024年9月30日
「Galileopt DX」の導入により管理会計・財務会計を一元化し手入力や紙の使用を削減
レガシーシステムからの入替で、業務のDXを推進。法改正にもスピーディーに対応
349名
加工食品、食肉の製造・販売
- 自社の基幹システムが古くデータの連携も難しかった
- 紙ベースの業務だったので申請・承認作業も煩雑だった
- インボイス、改正電帳法など法改正対応も必要だった
After:導入後の効果
- 「Galileopt DX」で一元管理し手入力の作業も大幅に削減
- ペーパーレス化の実現と同時に承認中の確認も可能になった
- 法改正に対応しているのでミスなく業務に取り組める
旧システムを刷新して紙ベースの手入力を削減したい
人気商品「花ソーセージ」など、老舗ハム・ソーセージ事業者として、広島から全国の食卓へ美味しさを届けている福留ハム。同社では長年、ミロク情報サービス(以下、MJS)の製品を利用している。
「2007年頃に、MJSの人事給与や固定資産のシステムを導入して以来の長いつき合いです。サポートが手厚く、いつも親身になって対応してくれる点が魅力です」と、デジタル戦略部部長代理・植田勉氏は話す。
同社が「Galileopt DX」を導入したのは2024年4月のこと。それまで使用していた自社の統合システムは古く、決算業務に係る処理はすべて手入力で負担が大きかった。導入前の状況を経理部部長代理・近藤将太氏は次のように話す。
デジタル戦略部 部長代理 植田 勉 氏
「とにかく手入力をやめたかったですね。弊社は拠点ごとに独立採算制なので、勘定科目の選定などもバラバラだったのです。各拠点からの報告を本社で改めてエクセルに入力し管理していたので、そこをどうにか自動化したいと考えていました。また、紙ベースの業務でしたので、ペーパーレス化も課題としてありました」(近藤氏)
「古いシステムをマイグレーションして維持・保守するのも限界が来ていました。さらにインボイス制度や、改正電子帳簿保存法への対応も必要になり、システムの刷新が目下の急務となりました」(植田氏)
長く慣れ親しんだMJS製品に対する安心感
MJSの「Galileopt DX」は同一システム内で制度会計と管理会計の両方を管理できるうえ、業務効率化を推進できる様々な機能を備えている。また、最新の法改正にも対応している。他社製品との比較検討も行なったうえで、この「Galileopt DX」の導入を決めた。
「やはり今までMJS製品を使い慣れていたので、導入後のイメージもしやすく、安心感がありました」(近藤氏)
「仕訳入力の機能、ワークフローを使った申請・承認機能が充実していました。弊社は拠点数が多いのですが、Webクライアントを利用することで、初期費用を抑えられるという点も、魅力的でした」(植田氏)
導入決定後は、MJS担当者と綿密に打ち合わせた後、MJSが全社向けに説明会を実施。その後、各担当者に向けたより具体的な説明会も自社内で実施した。
業務が大幅に効率化しデータ連携もスムーズに
経理部 部長代理 近藤 将太氏
実際に「Galileopt DX」を導入したことで、様々な効果を実感したという。
「決算等の集計が手入力でなくなったので、業務が効率化したのと同時に、ミスもなくなりました。また、仕訳の検索が簡単にできるので、全部門の仕訳の確認も容易です。さらにシステム構築の際に管理・運用方法を見直して、各拠点と勘定科目を揃えた一元管理が可能になりました」(近藤氏)
「データをインポート/エクスポートできるので、他システムとのデータ連携がスムーズです。また、昔は決算伝票などは紙を出力してPDF化し、監査法人に渡していました。今はCSVにして渡せるので、早くなりましたし、ペーパーレス化も実現できています」(植田氏)
ワークフロー機能についても、経理部部長・大澤有一氏は高く評価している。
「誰がいつ申請・承認したかを可視化できるので、ガバナンス強化という面で非常に有効だと感じています」(大澤氏)
「従来は紙にサイン・捺印したものを回して申請・承認していたのが、すべて画面上でいつでもチェックできます。業務効率化と紙の削減という当初の要望を満たすことができました」(植田氏)
さらに機能を駆使して成長戦略を描く
経理部 部長 大澤 有一氏
スムーズな導入・運用で課題を解決し、業務のDXを進める福留ハム社。最後に、今後の展望を大澤氏に聞いた。
「この『Galileopt DX』の導入は、会社全体にとって偉大な一歩だったと私は思っています。経営の見える化が進んだことで、経営層に意識の変化が起こっているのを感じます。今後はさらに、『Galileopt DX』のBI(Business Intelligence)ツールや仮想組織機能などを駆使していきたいですね。そうして競合がひしめくハム・ソーセージ業界において、弊社の新たな成長戦略を描いていきたいと考えています」(大澤氏)
導入事例で紹介されている製品・サービス・シリーズ
中堅企業向けERPソリューション
ガリレオプト ディーエックス
電子帳簿保存法対応
インボイス制度対応
企業の業務最適化をベストサポートする次世代のERPソリューション
「財務を核としたマネジメントシステム」として、業務効率化のみならず、高度な経営計画、経営情報の可視化、ワークスタイル変革、内部統制の強化を実現します。
- ERP
- 財務・会計
- 給与・人事
- 販売管理
- 資産管理
- ワークフロー
- オンプレ/クラウド
ユーザーボイス
「使いやすさ」への声
定型登録の機能でルーティンワークを効率化
「Galileopt DX」には、様々な入力支援の機能があるのが便利です。定型登録の機能を使うことで、起票や仕訳など、ルーティン的な業務において、変動項目を入力するだけで完了します。業務スピードと正確性を向上に大変役立ちます。
承認中でも確認を進めることができる
紙ベースで作業をしていた頃と違って、上長が不在時でも結果が見られて、引き上げ承認ができるのは便利です。また、申請・承認を誰が、何時に行ったかまで確認できるので、紙で確認していた頃より、監査対応も容易になりました。
私のイチオシ機能&サービス
今後は経営分析機能や仮想組織機能などにも期待
「Galileopt DX」の導入で、本社の経理業務、各拠点の事務業務など、MH(マンアワー)を大きく削減できました。今後は、財務・経営分析機能で、予実管理の効率化を進め、各種指標をもとにした、合理的な経営の意思決定に役立てたいです。また、年次計画の予算入力から実績比較、そして未来数値の予測、さらには仮想組織機能などをフル活用して、当社の新たな成長戦略を描きたいと思います。(大澤氏)
導入企業様のご紹介
福留ハム株式会社 様
広島県民に長く愛される「花ソーセージ」を製造
1919年に広島県で創業。お客様に「口福(こうふく)」をお届けすることを理念に、ハム・ソーセージなどの加工食品を製造・販売している。桜の花型の「花ソーセージ」は、1952年から販売するロングセラー商品。広島ならではの魅力ある商品として「ザ・広島ブランド(味わいの一品)」に認定され、県民に親しまれている。
所在地 | 〒733-0832 広島県広島市西区草津港2-6-75 |
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代表者 | 代表取締役社長 福原 治彦 |
設立 | 1919年 |
構成人員 | 349名(令和6年3月末現在)※臨時従業員除く |
主な業務 |
・食肉の販売 ・食肉の加工製造および販売 ・冷凍食品の加工製造および販売 ・調理食品の加工製造および販売 ・飲食店の経営 ・食肉惣菜小売店の経営 |
URL | https://www.fukutome.com/ |
- 本事例の掲載内容は取材当時のものです。