情報セキュリティ対策・労務管理を誰でも簡単に、もっと身近に。
導入事例
平松荘介税理士事務所 様
2017年6月23日
テレワーク環境整備の安心材料としても一役
外部脅威対策と証跡管理による内部統制強化を実現
具体的な対策にはITの専門家であるMJSからの提案が大いに役立つ
税理士1名 職員2名
税務関連業務、会計関連業務
- 会計パッケージのネットワーク対応に伴って安全な環境づくりが必須に
- 内部統制強化や個人情報保護法対応も必要だった
After:導入後の効果
- 外部脅威への対策と証跡管理の実施によって内部統制強化を実現
- クラウドサービス利用時の安心材料の1つにも
個人情報保護法施行とJ-SOXの高まり
岡山県を中心に、地域密着型で多くの中小企業を支援している平松荘介税理士事務所。税務戦略から経営計画の作成支援まで、ITを活用しながら業務支援を行っており、決算書や試算表など各種帳票をわかりやすく作成し、顧問先の事業に生かせるよう経営者への丁寧な説明を心掛けている。行政書士やITコーディネータの資格を有するなど、さまざまな角度から企業の経営を支援する環境を整えている状況だ。
そんな中、J-SOXに関連した内部統制強化の高まりや、個人情報保護法施行によるセキュリティ対策の強化が叫ばれていたことがきっかけの1つとなり、事務所としてセキュリティ強化に向けた施策を検討することになったという。「たとえ個人情報保護法に該当する事業者でなくとも、重要な情報を扱っていることに変わりはありません。事務所としてしっかり対策するのは当然」と平松先生は力説する。
ITの専門家であるMJSからの提案を支持
事務所の代表である平松荘介先生がミロク情報サービス(以下、MJS)と出会ったのは、大学卒業後に入所した広島の税理士事務所でのこと。その後、1999年に地元の岡山に戻り、少しして税理士登録を行った。そして新たな環境として採用したのは、利用経験のあったMJSのソリューションだった。普段から使っているPC環境で利用できる点を高く評価し、当初はスタンドアロン版を導入。その数年後にはネットワーク対応版への更新を行った。
また、同時期には電子申告がスタートすることになり、実証実験を岡山で実施。岡山の 税理士事務所は所内の環境をインターネットに接続することが全国に先駆け求められることとなったという。
そうした外部との接続が必要となってきた事務所に、セキュリティ対策を具体的に提案してくれたのがMJSであった。統合型脅威対策セキュリティシステムのFortiGateと内部統制アプライアンス「SOXBOX NX」は専任の管理者が不要で導入が可能とのことだった。
「問題意識は持っていても。ITの専門家ではないわれわれにとって具体的な対策に落とし込むのは難しい。その点MJSであれば、具体的な対策を提案いただくことで、潜在的な課題が顕在化できます」と平松先生は評価する。
テレワークへの布石と顧客からの信頼感向上
現在は、ゲートウェイ部分に設置したFortiGateで外部からの脅威を防御し、「SOXBOX NX」で操作ログをエビデンスとして記録、証跡管理に利用。情報漏えいなどセキュリティに関する話題は積極的に情報収集しており、顕在的な課題を把握できる環境を整えている。「ただし、課題に対する具体的な対策は、ITの専門家であるMJSの力が必要です」と平松先生。中でも「SOXBOX NX」については、メールの送受信履歴やファイルアクセス状況などさまざまな操作状況がエビデンスとしてしっかり記録できるため、何か起こったときにどう対処すべきか、課題がしっかり見えてくると平松先生は評価する。
同事務所では「ACELINK NX-Pro」の会計、税務ソフトをはじめとして、MJS会計事務所向けEPRシステムを利用。また、タブレットやパソコンを使って事務所内のPCにアクセスする「iCompassリモートPC2」も導入し、顧問先に訪問する際に報告内容を出力して持ち歩くことも少なくなったという。
このほか、紙の電子化に寄与するDocuWorksをはじめとした複合機ソリューションも導入し、着々とテレワーク環境も整っている。「もし育児や介護などの関係でテレワークを希望するスタッフが出てきても、セキュリティを担保しながら仕事できる環境を提供できるようになってきています」と平松先生。
新たなITの活用とMJSへの期待
これからは、Web経由でアクセスするクラウドストレージの利用拡大や、Web会議などのコミュニケーションツールを活用した顧問先とのやり取りも検討。その際にも「SOXBOX NX」が証跡管理に役立つはずだと力説する。「SOXBOX NXがあるおかげで、IT による効率化を足踏みさせることがありません」と平松先生。
また、例えばPCログインのための指紋認証など、セキュリティ強化につながる部分はさらに検討していきたいという。「100%のセキュリティ対策は現状存在しませんが、なりすましなどを防ぐ意味でも生体認証やワンタイムパスワードなど、一般的に考えうる対策は実施していきたい」と平松先生。また、今後は経理代行サービスなどへの展開も視野に、振込代行サービス「楽たす振込」といったMJSのソリューションを活用していきたい考えだ。
導入事例で紹介されている製品・サービス・シリーズ
情報セキュリティ対策アプライアンス
ピーシーパトロールフォークラウド
情報セキュリティ対策・労務管理を誰でも簡単に、もっと身近に。
情報漏えい対策・労務管理を支援する情報セキュリティ対策製品です。パソコンの設定や稼働状況を見守り、安全安心なテレワークの実現をサポートします。
- セキュリティ
ユーザーボイス
「効率化」への声
困ったこともすぐに解決できる
実際にトラブルがあった場合でも、サポートセンターに連絡すれば比較的迅速に対応いただけています。土日であってもつながりやすいですし、電話がたらいまわしにされることもありません。オールマイティーに対応できる方が窓口に多くいらっしゃるようで、とても重宝しています。岡山に拠点があることもサービスが充実しているポイントの1つです。
伝えられないときのリモートサポート
当然、こちらがうまく伝えることができないこと、複雑な事象もあります。そんなときでも、すぐに遠隔地からリモートPCで直接環境を見てもらうことができるため、課題があっても解決までの対応スピードが迅速だと感じています。
私のイチオシ機能&サービス
外出先でも安全に利用可能。テレワークも安心。
SOXBOXのWebフィルタリング機能で、不正サイトへの誘導を防げるのは所内だけでなく、所外でも有効なので安心です。操作ログも所内はもちろん持ち出しパソコンも所内に戻ればログの収集が可能です。こうした取り組みはテレワークを安心して推進するためには大切なことだと思います。
導入事務所様のご紹介
平松荘介税理士事務所 様
中小企業を強力にバックアップする体制を整備
地元・岡山県を中心に、地域の中小企業を支援。税理士事務所の本来の業務である、税務代理、税務申告書の作成、節税対策、記帳代行といった業務以外にも、「ひとりひとりの夢・希望・想いを尊重し、ひとりひとりの理想を追求する」との経営理念のもと、経営者のサポート役として、さまざまなサービスを提供している。
所在地 | 〒700-0975 岡山県岡山市北区今五丁目13-26 |
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代表者 | 平松 荘介 |
設立 | 2000年 |
構成人員 | 税理士1名、職員2名(2017年7月末現在) |
主な業務 | 税務関連業務、会計関連業務 |
URL | http://hiramatsu.gr.jp/ |
- 本事例の掲載内容は取材当時のものです。