導入事例

税理士法人 みらいパートナーズ会計 様

2015年5月15日

強力な検索機能と遠隔サポートが業務効率化を促進。
事務所運営に欠かせない業務基盤として活用

社外からのリモートアクセスを駆使し、手厚い顧問先サポートを可能に

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税理士4名 職員21名

税理士・医療経営コンサルタント、経営診断など

Before:導入前の課題
  • 開業当時、紙テープでセンターに郵送のため冬には遅延することも
  • 広域な顧問先様に出向いて対応することが困難

After:導入後の効果

  • 早期に、事務所で完結するシステム化に取り組み効率化を実現
  • 事務所に居ながらiCompassコミュニケーションを活用し顧問先への迅速な対応を実現
会計事務所向け
ACELINK NX-Pro

会計事務所向けERP

エースリンク エヌエックスプロ

電子帳簿保存法対応

インボイス制度対応

MJSのノウハウを集結した会計事務所の為の高品質な統合業務パッケージ

会計事務所と顧問先の情報を一元管理して、顧問先の満足度をより高めるためのプロフェッショナルな価値を創造する会計事務所ERPを実現。

  • ERP
  • 財務・会計
  • 税務
  • 給与
  • 事務所管理
  • 資産管理
  • オンプレ/クラウド
導入の背景

開業した当時から継続してMJSを利用

1972年に北海道網走の地で開業し、現在は札幌と北見にも事務所を構えている税理士法人みらいパートナーズ会計。医療業界や飲食業界を中心に幅広い顧問先を支援しており、その営業範囲は道内全域にまで及んでいる。代表社員の中原章博代表は「顧客とともに、自己を実現する」を事務所の方針に据え、外部から有識者を招いて若手経営者に学んでもらう場を提供するなど、次世代のリーダーを育てる活動も積極的に行っている。「顧客第一主義ではなく、自分が成長してこそお客様を満足させることができるもの。顧客の前に自分が成長する、それがプロフェッショナルです」と経営哲学を語る中原代表のもとには、道内の未来を担う多くのリーダーが集まっている。そんな中原代表は、全国地域医業経営コンサルタント協会北海道会会長や社団法人日本医業経営認定コンサルタント・東京農業大学産業経営学科講師を歴任し、現在は網走商工会議所の会頭をおよそ10年続けており、地元経済を活性化させるための活動にも熱心に取り組んでいる。

中原代表がミロク情報サービス(以下、MJS)と出会ったのは、開業してから1年経ったころ、オフコンのシステムよりも以前の、紙テープで会計処理を記録していた時代にまで遡る。

導入のポイント

帳票の見やすさや使い勝手の高さを評価

開業当初から積極的にシステム化に取り組んできた中原代表だが、その事情は北海道の交通事情にあるという。「紙テープの時代は、センター側にテープを郵送して帳票化していましたが、冬には雪の影響で遅延することも。だからこそ事務所内で完結する仕組みが必要となり、システム化にはいち早く取り組んできたのです」とその経緯を語る。オフコンによってシステム化を図った当時には、いくつかの製品を検討したものの、実際の使い勝手の高さからMJSを選択。「元帳や内訳書などの帳票は当時から仕上がりのいいものを出力することが可能でした。単純なレイアウトでも分かりやすくシンプルなものが作成できた点を評価しました」と中原代表。

税理士法人 みらいパートナーズ会計 中原 章博 代表

税理士法人 みらいパートナーズ会計
中原 章博 代表

また、今の製品にも通じるポイントとして「数字についてはどんな製品でもきちんと出てきますが、報告書など文章化する仕組みが標準化されていないものがほとんどです。職員のスキルでばらつきが発生してしまう製品も多く、運用するのが難しい面も。MJSなら決算診断提案書システム(株式会社プロス)など汎用性の高いツールとの柔軟な連携が可能です。顧問先へわかりやすく情報提供できる点は高く評価しています」とMJSを選択してきたポイントを語る。

結果として、開業以来MJSの仕組みを長年活用し続けており、現在は統合業務パッケージ「ACELINK NX-Pro」を中心に、3事務所に所属するすべての職員がMJS製品を日々の業務に活かしている状況だ。

導入の効果

全職員が活用する業務基盤として定着

税理士法人 みらいパートナーズ会計 監査部 石川 玲司 部長

税理士法人 みらいパートナーズ会計
監査部 石川 玲司 部長

現在は、税理士含めた全職員25名がACELINK NX-Proを活用しており、日々の税務処理や顧問先への経営指南に向けた情報提供基盤として積極的に活用している。また、情報漏えい対策製品「SOXBOX NX」やネットワークセキュリティ製品「FortiGate」を導入し、所内のセキュリティを高めることでガバナンスの効いた環境を整備している。同時に、決算診断提案書システム(株式会社プロス)なども導入し、顧問先への手厚いサポートを行っている状況だ。他にも、顧問先の自計化にも取り組んでいることで「ACELINK NX-CE 会計をはじめ、“iCompassNX”や“記帳くん”など、自計化に向けた製品が揃っているのも魅力の一つ」と石川部長は評価する。多くの顧問先とMJS製品で連携していくことで、日々の業務の円滑化に大きく貢献していると評価も高い。

製品の使い勝手について中原代表は「ファンクションキー一つで元帳や補助科目を開いたり、慣れ親しんだコード番号で必要な情報にすぐにアクセスできたりなど、とても使いやすい」と評価する。なかでも検索機能は秀逸だと語るのは石川部長だ。「様々な条件で検索でき、必要に応じて一括置き換えなどが簡単にできます。例えば、売上金額に応じて消費税の仕入控除税額の計算方法が変わってくることがありますが、複雑な共通仕入等の場合は消費税コードを使って内税入力した上で、あとから項目を呼び出して一括置き換えなどの処理が必要になるケースも。そんな時でも簡単に置き換えできるため非常に便利です」(石川部長)。

製品の使い勝手の高さもさることながら、日々の監査に役立つ遠隔操作のツールについても高く評価されている。「外出先から事務所のPCにリモートアクセスできるiCompassリモートPC2があるおかげで、表計算などで顧問先ごとに資料を作り込む必要がなくなりました。情報も分散せず、情報漏えいも防ぐことが可能です」と中原代表は評価する。iPadなどのタブレット端末を使って事務所のPCを遠隔地から操作して、顧問先で情報を確認するといった使い方も行われているという。また、石川部長は「事務所にいながらにして顧問先の環境にアクセスできるiCompassコミュニケーションを使えば、顧問先から問い合わせがあってもすぐに対応できます。顧問先までの移動時間を考えると、迅速に対応できるのは大きい」と力説する。特定の項目摘要に対する内訳書を作成する際にも、検索で絞り込むだけで詳細な内容がすぐに把握できるとその使いやすさを評価する。

顧問先管理という視点でもACELINK NX-Proが業務に大きく役立っていると中原代表。「顧問先ごとにスケジュールを立て、日報情報を実績として取り込みます。税務相談などがあれば対応履歴に入力しますし、調査立会の記録も残すことが可能となるため、必要な法定帳簿が直ちに作成できるようになっています。日々の業務から業務処理簿の記録保存まで一括で行えるというは大変ありがたい」と高く評価する。スケジュールについてもGoogleとの同期が可能になっており、スマートフォンから予定を入れるだけでACELINK NX-Proに反映できるという面も使いやすいと石川部長。他にも、業務日報で個人ごとに原価設定を行っており、顧問先ごとの作業量も可視化できる状態になっているという。

サポート面では、何かあれば迅速な対応が行われており、法改正のプログラム改修についても適切なタイミングで実施されていると石川部長の評価も高い。

今後の展望

バックアップや情報管理基盤の強化へ

今後について中原代表は「万一の災害に備えて、データの保管についての検討を行っています。セキュアストレージなどのサービスを利用して遠隔地にバックアップするなどの方法を具体的に考えています」と語る。また、顧問先ごとに作成した各種資料を紐付け、顧問先管理のなかで一緒に管理できるような環境も整えたいと石川部長は希望する。

他にも、北見や札幌事務所についても業務日報を周知徹底させることで、全体の業務情報をこれまで以上に適切に把握できる環境にしたいと中原代表に今後について語っていただいた。

導入事例で紹介されている製品・サービス・シリーズ

会計事務所向け
ACELINK NX-Pro

会計事務所向けERP

エースリンク エヌエックスプロ

電子帳簿保存法対応

インボイス制度対応

MJSのノウハウを集結した会計事務所の為の高品質な統合業務パッケージ

会計事務所と顧問先の情報を一元管理して、顧問先の満足度をより高めるためのプロフェッショナルな価値を創造する会計事務所ERPを実現。

  • ERP
  • 財務・会計
  • 税務
  • 給与
  • 事務所管理
  • 資産管理
  • オンプレ/クラウド

ユーザーボイス

税理士法人 みらいパートナーズ会計 監査部 尾居 幸治 氏

税理士法人
みらいパートナーズ会計
監査部 尾居 幸治 氏

「使いやすさ」への声

付箋など使いやすい仕組みに満足

数字の訂正をする際に、元帳をはじめどの画面からでも修正できるのはとても便利です。また、複数画面を同時に展開しながら作業できるため、効率的な入力が可能になっています。他にも、以前は個別に科目やコードを変更する必要がありましたが、新たな仕組みでは一括で行うことが可能となりました。とても助かっています。

必要な情報が簡単に取り込める表計算連携

データ連携機能を使って、表計算に入力されたデータを簡単に取り込むことができて便利です。顧問先に表計算で作成された現金出納帳や預金出納帳などのフォーマットを送り、入力してもらったものを送り返してもらうだけで、簡単に仕訳としてシステムに取り込むことが可能です。入力し直すとミスも起こりやすくなりますが、データ連携によって正確な仕訳情報がすぐに作成できるのは大変ありがたい。

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私のイチオシ機能&サービス

事前入力できめ細かな支援が業務効率化・省力化にも貢献

年間や月次の詳細なスケジュールを事前に計画して入力しておくことで、顧問先ごとにきめ細かな支援を行うことができるのはとても便利な機能だと思います。また、税務代理権限証書と対応履歴などを紐付けることで、税務代理権限証書と調査立会記録、そして対応履歴まで含めた業務処理簿が簡単に作成できます。業務処理簿の作成に手間と時間をかけることなく必要な書類が作成できるため、業務の効率化、省力化に大きく貢献しています。(中原 章博 代表)

導入事務所様のご紹介

税理士法人みらいパートナーズ会計 

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所在地

093-0042 北海道網走市字潮見263-51
※札幌・北見にも事務所を展開

代表者 中原 章博 代表
設立 1972年9月
構成人員 税理士4名、職員21名
主な業務

税理士・医療経営コンサルタント、経営診断、その他

URL

http://www.mirai-partners.com/

  • 本事例の掲載内容は取材当時のものです。

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