取引文書や契約書の電子化を実現する電子帳簿保存法対応のクラウドサービス
導入事例
株式会社フィル・エ・クチーレ 様
2024年4月30日
MJS e-ドキュメントCloud導入で法改正にいち早く対応し
全国の店舗で活用をスタート
優れた操作性と手厚いサポートで
各店舗の情報共有も万全
295名(契約社員・パート含む)
生活雑貨の店舗、オンラインストア運営、オリジナル商品の開発
- 改正電子帳簿保存法に対応したい
- 全国の店舗担当者へ周知が必要
- 保存書類が多いため手間を抑えたい
After:導入後の効果
- 法律上の電子取引要件に対応したサービス
- MJS担当者も参加した説明会で疑問を払拭
- 操作が簡単なので負担にならない
改正電子帳簿保存法の早急な対策が必要に
生活雑貨を中心とした、おしゃれなアイテムを幅広く扱う「deuxC(ドゥ・セー)」と「BASIC AND ACCENT」という2つのブランドを展開している、株式会社フィル・エ・クチーレ。商業施設内の店舗を中心に、北海道から九州まで合わせて46の店舗があり、オンライン販売も行っている。そんな同社がミロク情報サービス(以下、MJS)の製品を使い始めたのは6年前から。企業向け業務パッケージの「ACELINK NX-CE」を利用している。
「テレビCMで名前を知っていて信頼感がありましたし、他社製品と比較検討した結果、使い勝手の良さにひかれ、MJS製品を導入しました」(商品計画 古賀敬祐氏)
商品計画 古賀 敬祐氏
抱える店舗も多いなか、「ACELINK NX-CE」によって効率的に会計業務を進めていた同社。そんな折、2021年1月に改正電子帳簿保存法が施行され、2024年1月からは、電子取引における電子データ保存が完全義務化された。そのため多くの事業者に電子保存をするための体制づくりが必要になった。
「当然、弊社も対策が必要になるのですが、本社が対策するだけでなく、全国にある店舗にも情報発信して、理解してもらわないといけません。販売のこととは違って、事務や会計まわりの情報は、店舗によって温度差もあり、浸透に時間が掛かります。そこで、本社としては早めに対策をしておきたく、MJSさんからの提案もあって、2021年に『MJS e-ドキュメントCloud』を導入しました」(古賀氏)
説明会もリードしてくれる手厚いサポートへの安心感
「MJS e-ドキュメントCloud」は、電子帳簿保存法に対応し、電子取引データやスキャナ保存した各種証憑書類等をデータセンターに保存できるサービス「MJSe-ドキュメントCloudキャビネット」と、電子契約サービス「MJS e-ドキュメントCloud サイン」の2つで構成されている。導入にあたって、決め手となったポイントは何か?
「やはりMJSのきめ細かいサポート面ですね。何か不具合などがあった際、MJSは問い合わせメールの返事も早い。担当者が不在で放置されるようなことがありません。この点ではいつも助かっています」(古賀氏)
導入にあたってはテスト運用期間を設け、その前に各店舗担当者も含めて全社的な説明会を調整した。
「全員が出席する前で、MJSの担当の方が画面を通じて詳しく説明してくれて助かりました。質問もたくさん出て、『見積書は保存するべきなのか』『ネットショップで弊社が発行する納品書も保存するのか』といった様々な問いに対して、丁寧に対応してもらえました。ルール的なことについては、社内の人間だとよく分からないので即答できないこともあります。その点、MJSの方がいてくれたので安心でしたね」(古賀氏)
新たに増える手間を軽減する優れた操作性
テスト運用期間には、MJSに依頼して閲覧権限を調整した。
「店舗や部署が多いので、組織ツリーのなかで『この人は全部見られるけど、この人には見えないようにしたい』といった事情があります。デフォルトのままだと問題があったので、こちらの希望に合わせて、細かく調整してもらいました。その対応もスピーディーで助かりました」(古賀氏)
テスト運用を経て、現在はスムーズに利用ができていると古賀氏は話す。
「領収書や納品書といった書類をアップロードして、6~7項目を入力するだけで良いので作業自体は簡単ですね。選択式の項目もあるので、思った以上に手間や時間がかからない。おかげで書類を溜めることなく、日々処理ができています。各店舗からも、テスト運用前は、保存作業が手間だという声もありましたが、実際に運用を始めると、操作自体は簡単だし、法律への意識も高まったのか、特に不満の声はなく、スムーズに活用できているようです。たまに出張に来た店長が、ついでに質問してくることがある程度で、皆、使い方もしっかり理解しています」(古賀氏)
MJSのツールを活用し新しい業務の形を目指す
今や電子帳簿保存法への対応も万全となった同社の、今後のMJS製品の活用に対する展望を伺った。
「今のところ『MJSe-ドキュメントCloud』は、シンプルに書類の保存だけに使っているので、本来の機能を十分に使いこなせていないと感じています。あとは、『ACELINK NX-CE』との連携も活用して、旅費精算などの証憑書類を保存するなどしていきたいです。また、商品を製作する工場は外部なので、日々の請求書の量が凄まじい。今は電子で届いたものをいちいち紙に出力しているので、そのあたりをもっと効率的に連携する体制を考えたいですね。あとは、全国展開をしていて、アルバイトやパートが多いため、勤怠管理には常に頭を悩ませています。コスト面など課題はいろいろありますが、MJS製品も検討しながら、そういった課題も解決していきたいと考えています」(古賀氏)
導入事例で紹介されている製品・サービス・シリーズ
証憑書類保管・電子契約クラウドサービス
エムジェイエス イードキュメント クラウド
電子帳簿保存法対応
取引文書や契約書の電子化を実現する電子帳簿保存法対応のクラウドサービス
証憑の電子保管をする「MJS e-ドキュメントCloudキャビネット」と契約を電子化する「MJS e-ドキュメントCloudサイン」の二つを提供するクラウドサービスです。
- 証憑書類保管
- 電子契約
- SaaS
中小企業向け業務パッケージ
エースリンク エヌエックス シーイー
電子帳簿保存法対応
インボイス制度対応
経理処理の合理化と会計事務所とのスムーズな連携で、財務状況を正確に把握する。
経理処理の合理化をサポートし、システム化による業務全体の効率化を実現し、業務改善を支援。複数の担当者での同時操作も可能です。
- 会計
- 税務
- 給与
- 販売管理
- 資産管理
- オンプレ/クラウド
ユーザーボイス
「使いやすさ」への声
操作が簡単なので業務への負担が少ない
本来の業務に電子書類保存という作業がプラスされた訳ですが、シンプルな作業で済むような作りになっているのが助かります。選択項目も含めた6~7項目について入力すれば完了します。
運用前からMJSが手厚くサポート
全社的な説明会では、私や経理担当では分からない質問も多く飛んできたので、MJSの方が参加して解説してくれたのは助かりました。あの説明会を機会に、全員の意識が高まったと感じています。
私のイチオシ機能&サービス
全社的に体制を整える際に欠かせないツールとサポート
「改正電子帳簿保存法へ対応するために導入した『MJS e-ドキュメントCloud』ですが、導入の決め手には、使い慣れたMJS製品の優れた操作性と、トラブル時など迅速に対応してくれるサポートへの信頼感がありました。早めに導入して、MJSの協力のもと社員向け説明会を開催し、テスト運用期間を経たことで、現在は全社的に難なく書類保存ができています。今後は現在使っていない様々な機能も活用していきたいです」(古賀氏)
導入企業様のご紹介
株式会社フィル・エ・クチーレ 様
生活に寄り添う良質な製品を企画から販売まで手掛ける
食器、インテリア、洋服など様々な生活雑貨を取り扱う2つのブランド「deuxC」、「BASIC AND ACCENT」を運営。前者は1998年、後者は2015年に誕生。どちらも北海道から九州まで全国で店舗展開している。オリジナル商品の企画・製造も行い、変化し続けるお客のライフスタイルに寄り添い、「普段の生活が少し素敵になり、より気持ち良く暮らせる」良質な商品を、手の届きやすい価格で提供し続けている。
所在地 | 〒731-0152 広島県広島市安佐南区毘沙門台2-42-25 |
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代表者 | 代表取締役 宍戸 俊文 |
設立 | 1986年 |
構成人員 | 295名(契約社員・パート含む) |
主な業務 | 生活雑貨の店舗、オンラインストア運営、オリジナル商品の開発 |
URL | https://fil-et-cucire.com/ |
- 本事例の掲載内容は取材当時のものです。