導入事例

梶税理士事務所 様

2025年7月11日

会計事務所が導入した、
働き方に寄り添う勤怠管理

勤怠集計業務を最大3時間削減。

税理士1名、職員数11名

税務相談・税務書類の作成、税務代理・経営指導、記帳指導など

Before:導入前の課題
  • 女性職員が多く、子育て・介護などによる途中抜けが多発。柔軟な勤怠管理が求められていた。
  • コロナ禍でリモートワークを導入する上で「出勤しなくても勤怠管理ができる仕組み」が必要になった。
  • タイムカードの老朽化や手集計の手間が業務効率を下げていた。残業管理にも神経を使っていた。

After:導入後の効果

  • スマホ打刻により途中抜けにも柔軟に対応。個人端末の利用にも不満なく定着。
  • 勤怠承認を毎日行うことで、締め作業が午前中に完了。2〜3時間の業務時間短縮を実現。
  • あわせて導入した同シリーズのEdge Tracker 給与明細参照により、給与明細の封入作業が不要になり、ペーパーレス化と費用対効果の向上を実感。
 Edge Tracker 勤怠管理

クラウド勤怠管理システム

エッジトラッカー キンタイカンリ

日々の入力により働くの見える化を推進
従業員と管理部門の業務効率化を実現するクラウドサービス

PCやスマートフォンを利用して勤怠の打刻や残業などの申請が可能です。勤怠データは自動集計されるので、管理者はいつでも従業員の勤怠状況を確認することができます。異常な勤怠データがあればアラートも出るので、労務コンプライアンスの強化にも役立ちます。

  • 財務・会計
  • 給与・人事
  • 勤怠管理
  • SaaS
導入の背景

タイムカードからシステム化へ
コロナ禍での働き方の変化も後押し

もともとタイムカードで打刻していましたが、機械が古くなり、入れ替えの必要が出てきました。その際に、職員からタイムカードを集計し、勤怠データを手入力する作業が手間という意見がありました。「勤怠から給与計算まで一連の流れで処理できないか?」という声もあり、改善を検討することに。
さらに、コロナ禍の影響でテレワークを行うことになり、密を避けるために昼と夕方の2部交代制を導入。これにより、従来の紙打刻のタイムカードでは対応が難しくなり、勤怠管理のシステム化が必要となりました。

導入のポイント

スマホ活用で実現した柔軟な勤怠管理

会計事務所として勤怠システム管理を導入するにあたり、まず重視したのは職員の働き方に合った仕組みづくりです。女性職員が多く、子育てや介護による途中抜けが日常的に発生していたため、従来のタイムカードでは対応が難しく、柔軟な勤怠管理が求められていました。
そんな時、ミロク会計人会の役員会でEdge Tracker 勤怠管理の紹介があり、「MJSに勤怠管理があるなら考えてみよう」、タイミングよく導入を検討する流れとなりました。

Edge Tracker 勤怠管理ならスマホで打刻ができるため、テレワーク時で「出勤していなくても勤怠管理」が可能です。 職員は個人のスマホで利用していますが、特に不満の声もなく自然に受け入れられています。

システムには不慣れな職員もいる中で、操作に戸惑うことなく活用が進み、導入初期から安定した運用が続いています。職員の理解と協力が、Edge Tracker 勤怠管理の定着を後押ししました。

※画像はイメージです。

導入の効果

勤怠集計業務が午前中に完了!
25日締め・月末払いもスムーズに進み、最大3時間の業務時間短縮を実現

勤怠集計は、今までの手集計と異なり自動集計され、給与との連携で、入力作業の負担が大幅に軽減されました。
日々の勤怠の承認は一日の最後の業務として定着し、業務の流れがスムーズになったことで、作業効率の向上を実感しています。残業が多くなった場合のアラート機能については、積極的な活用はしていないものの、管理者がアラートを出すことで、残業の抑制に一定の効果がありました。
労働基準法の観点からも、残業をさせない体制が整ってきており、働き方の見直しにも繋がっています。

Edge Tracker 勤怠管理の導入をきっかけに、勤務時間のルールも見直しました。
例えば、9時〜17時の固定時間からフレックス制への移行や、冬タイムの導入などを検討しましたが、実際には利用者は少なく、「17時になったらきっぱり帰りたい」という声が多く、定時退社が定着しています。

また、あわせて導入したEdge Tracker 給与明細参照により、封入作業が不要になりました。
11人規模の事務所では、月額費用がやや割高に感じることもありますが、労働時間の削減効果を考えると、十分に納得できる内容です。

今後の展望

顧問先への展開を加速
業務改善のきっかけとして広がる可能性

Edge Trackerをすでに2社の顧問先に導入しました。
他社製品と比べて機能面では控えめながらも、不満なく活用されています。スマホ操作が苦手な顧問先でも、MJSのサポートによりスムーズに導入できました。
経理担当者の世代交代のタイミングで「古いやり方を続けたくない」という意向があり、導入がスムーズに進みました。

今後も、Edge Tracker 勤怠管理の導入を検討している顧問先に対して、積極的に紹介を進めていきたいと考えています。
特に、チェーン展開している店舗を監査しているケースでは、総務人事の社員が締日前に残業を強いられている状況があり、タイムカードの集計を一人で対応していることに課題を感じています。
こうした背景から、「これでは非効率だ」という声が上がり、システム化の必要性が高まっています。
実際に導入した当事務所では勤怠承認が定着し、月末締めは午前中に完了。業務時間は最大3時間短縮されました。

今後は、同様の課題を抱える顧問先があれば、積極的に紹介していく予定です。
システムに詳しくない担当者でも問題なく使えており、「値段の割には使い勝手が良い」との評価も得られていることから、さらなる展開に向けた手応えを感じています。

導入事例で紹介されている製品・サービス・シリーズ

 Edge Tracker 勤怠管理

クラウド勤怠管理システム

エッジトラッカー キンタイカンリ

日々の入力により働くの見える化を推進
従業員と管理部門の業務効率化を実現するクラウドサービス

PCやスマートフォンを利用して勤怠の打刻や残業などの申請が可能です。勤怠データは自動集計されるので、管理者はいつでも従業員の勤怠状況を確認することができます。異常な勤怠データがあればアラートも出るので、労務コンプライアンスの強化にも役立ちます。

  • 財務・会計
  • 給与・人事
  • 勤怠管理
  • SaaS

導入事務所様のご紹介

梶税理士事務所 様

地域の中小企業を支援。働きやすい職場づくりにも注力。

富山県高岡市で1981年に開業し、40年以上にわたって地域の中小企業を支援している梶税理士事務所。税務・会計の枠を超えて、経営者の良き相談相手として、経営の安定と成長を支えてきた。
結婚・出産・介護などライフステージの変化に対応できる職場づくりを早くから実践している。
40年近く前から職場復帰を前提とした体制を整え、柔軟な働き方を支える文化が根付いている。

所在地 〒933-0947 富山県高岡市本郷1-2-7 河井ビル2F
代表者 梶 義明
設立 1981年
構成人数 税理士1名、職員数11名
主な業務

所得税、法人税、消費税、相続税等に関わる税務相談、申告書、申請書等の税務書類の作成、
調査立会その他の税務代理、経営指導、記帳指導、その他

URL

http://kaji.zei-mu.jp/

  • 本事例の掲載内容は取材当時のものです。

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