【会場&WEB】税法解釈の昏迷とその疑問点を検証する -税務当局と研究者の60年の経験からの問題提起-
【講師からのメッセージ】
税務職員としての訴訟経験と税法解釈の研究を通して、最近の課税実務・裁判実務における解釈が昏迷・拡大しているのか、税務経験60年を通じてその要因をさぐり批判的に検証する。講義内容は、租税回避行為の否認、資産評価の問題点、重要判決の見落とした論点、そして課税実務の反省点等、広く取り上げて租税正義の視座からの解釈論を提起する。 (大淵博義)
【研修概要】
1.事実認定と税法の解釈適用の構造
・私法上の事実認定に税法固有の租税回避意思は無関係
・租税回避行為否認法理の無理解と「蟻の一穴」の弊害
・否認の法理の優先劣後の関係性の無理解による混迷
2.同族会社の行為計算の否認の混迷の実相
・資産税事例の租税回避行為の否認の混迷
開催日時 | 2024年01月19日(金) 13:30~16:30 |
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講師 |
税理士、中央大学名誉教授 |
会場 |
iichiko総合文化センター 中会議室2
〒870-0029 |
カテゴリ | 所長・職員研修 |
セミナー形式 | ハイブリッド型セミナー |
対象 | 会計事務所様向け |
受講料 | ※10月より下記受講料とさせていただきます。 <3時間講座受講料> ●九州ミロク会計人会会員及び事務所職員 1名 3,300円(税込) ●MJSユーザー(上記会員以外) 1名 7,700円(税込) ●一般税理士事務所所長及び職員 1名 9,350円(税込) ※受講料はテキスト代込となります。 お支払い金額は特にお申し出のない限り、後日ご請求させていただきます。 |
認定 | <南九州税理士会認定研修 (3時間)> <九州北部税理士会認定研修(3時間)> <日本FP協会継続教育単位(3単位)> |
備考 | ※税理士会認定は各税理士会での判断により、認定されない場合もございます。 ※FP認定は審査基準により、認定されない場合もございます。 ※当研修会は【ハイブリッド開催】(『会場受講』 または 『Web受講』)となります。 ※会場での受講は、原則として申込順にて承り、定員を超過した場合は『Web参加』でのご案内となります。(会場受講定員:20名) ※開催約1週間前にWEB受講の方にいはメールにて、来場参加の方にはFAXで受講票を送付いたします。 ※研修会が中止・延期となった場合は速やかにお知らせいたします。 ※資料のみの販売はいたしておりません。 ※お申込みのキャンセルは令和6年1月11日までにご連絡をお願いいたします。 【WEB受講の皆様】 インターネット環境が必須となります。WEB会議システム「Zoom」を使用いたします。 |
担当支社 | 株式会社ミロク情報サービス大分支社 担当:原田 TEL:097-537-0152 FAX:097-536-3177 |
税理士、中央大学名誉教授
MJS税経システム研究所 特別顧問
大淵 博義
氏
経歴
1970年 中央大学商学部卒業
東京国税局直税部訟務官室、東京国税局法人税課審理係、国税庁直税部審理室訟務専門官、税務大学校教授、中央大学教授を経て、現在、中央大学名誉教授。
2015年税理士登録。
2021年11月 租税訴訟学会 会長就任
著書
『法人税法解釈の検証と実践的展開(第Ⅰ巻)改訂増補版、(第Ⅱ巻)(第Ⅲ巻)』税務経理協会
『国税の常識(第24版)』税務経理協会
『寄附金課税の実務』(共著)新日本法規出版
『裁判例・裁決例からみた役員給与・交際費・寄付金の税務(改訂増補)』税務研究会出版局
『最新判例による法人税法の解釈と実務』大蔵財務協会、他多数。