AI監査支援とAI仕訳で経理業務を効率化!
建設工事業や医療業など業種別のソリューションも用意。
導入事例
株式会社コスギ不動産ホールディングス 様
2025年3月31日
様々なMJS製品の活用で
クラウドでの業務を実現し
拠点との強固な連携を推進する
給与明細書配付業務もペーパーレス化で
効率化&コスト削減

461名
不動産賃貸・売買・管理など
- 拠点間でリアルタイムに
財務情報を共有したい - 物理サーバーによる運用をやめたい
- 毎月の給与明細書配付業務を効率化したい
After:導入後の効果
- どこでもリアルタイムに
財務情報が共有可能に - クラウド化によってサーバー管理の必要なし
- 給与明細書はスマホやPCに配信。
手間とコストを削減
ホールディングス化とコロナ禍が契機になった
熊本市内を中心に約20,000戸の賃貸物件を管理する総合不動産企業、コスギ不動産ホールディングス。同社がミロク情報サービス(以下、MJS)製品を使い始めたのは平成20年にさかのぼる。会計事務所からの推奨があって、MJSLINKシリーズを使い始めた。常務取締役の小杉康太氏は、MJSの印象について次のように話す。
「MJSは、“会計システムの老舗”という印象がありました。実際、広くシステム全般に対するノウハウがあり、会計まわりの色々なことをまとめて任せられるという安心感がありました」(小杉氏)
同社は令和3年3月、「MJS DX Cloud」を導入し、会計業務システムをクラウド化。翌年の10月より財務会計ソフト「MJSLINK DX 財務大将」を導入、活用している。

常務取締役 小杉 康太氏
「物理サーバーによる運用は、災害や故障といった突発的なリスクと常に隣り合わせです。事業の安定性を高めて、継続性を確保するためにも、クラウド化は必要でした。また、弊社は令和3年にホールディングス化しましたが、複数の関連会社を抱えるなかで、それまではVPN接続で対応していた、拠点ごとのデータ管理や連携の効率化が求められていました」(小杉氏)
さらに、令和2年からのコロナ禍で、働き方の変化も余儀なくされた。
「当時は感染対策として、交代でリモートワークを行うなどしていましたが、これを機に、クラウド化によって今後もリモートワークに柔軟に対応できる環境を築いておきたいと考えました」(小杉氏)
そして、クラウド化に先駆けて導入したのが、パソコンやスマートフォンを利用して「いつでも」、「どこでも」、給与明細書など各種明細書を閲覧できる「Edge Tracker 給与明細参照」。導入前にはどんな課題があったのか?
「以前は大勢の社員の給与明細書をすべて紙で印刷して、三つ折り・封入したのち、社長が一人づつ手渡ししていました。それはそれで企業の文化として魅力はあったものの、やはり作業効率や利便性、遅延・誤配などのリスクを考えると、ペーパーレスに移行すべきだとなりました」(小杉氏)
準備を万全にして導入はスムーズに成功
「MJS DX Cloud」、「MJSLINK DX 財務大将」の導入にあたっては、実際の動作スピードが問題ないか、大量のログインで動作が遅くならないかといった点を不安に感じていたが、導入後はそれらの問題もなく、スムーズに利用ができている。「Edge Tracker 給与明細参照」については、従業員側が新しいツールに抵抗感を持たないかという不安もあった。
「若い従業員は比較的抵抗なく、受け入れられたようです。一方、スマートフォンの扱いに慣れていない世代の従業員もいるので、導入時には、アプリの説明など色々丁寧に準備しました」(小杉氏)
情報の連携がしやすくなり様々な利便性が向上

経営統括本部 財務部 経理課 副課長 堤 美沙子氏
クラウド化して「MJSLINK DX 財務大将」を運用している現在、同社はどのようなメリットを感じているのか。現場で業務に携わる、経営統括本部 財務部 経理課 副課長の堤美沙子氏に話を聞いた。
「経理は絶対に会社に来て、いつものパソコンを使わないと業務ができない、というのが今までは当然のことでした。それがクラウド化によって、家などでテレワークができるようになり、色々な業務において新たな可能性を感じました」(堤氏)
導入後は本社以外の拠点からクラウドでセキュアに接続できるようになり、関連会社との情報連携のしやすさも向上した。
「関連会社に出向いた際に、持参したパソコンで『MJSLINK DX 財務大将』を開くことができて、その関連会社の社員と一緒にリアルタイムで見ながら打ち合わせができるのも非常に便利ですね」(堤氏)
一方、「Edge Tracker 給与明細参照」導入後の効果はどうだったか。
「本社の場合、200名以上いる社員の給与明細を、印刷して、三つ折りにして封詰めをして…という作業がなくなり、とても楽になりました。もちろん、紙や封筒のコストの削減にも繋がっています。加えて、給与明細書という性質上、人に見られないように毎回別室を使って作業を行っていたんです。そういう部屋を押さえる必要がなくなったということも大きいですね」(堤氏)
「Edge Tracker 給与明細参照」は、本社だけではなく、関連会社にも導入が進められ、グループ全体で利便性が向上した。
なお同社では、そのほかにも給与業務に「ACELINK NX-CE 給与」、従業員のマインナンバー管理には、個人情報保護委員会によるガイドラインに準拠した「MJSマイナンバー Cloud」、セキュアなバックアップツールとして「MJSセキュアストレージサービス」といったMJS製品を幅広く活用している。そんなMJSのサポート体制に対する感想も聞いた。
「わからないことがあれば、担当の方に聞いてすぐ回答してもらえています。電話でサポートセンターに連絡をした際も、遠隔で繋いで解決してもらうなど、分からないことはスピーディに解決できるので、とてもありがたく思っています」(堤氏)
働き方改革とデータ連携を推進したい
クラウド化を積極的に推進し、様々な先進的なツールを業務に活用して効率化を目指す同社に、今後の展望を聞いた。
「コロナ禍が落ち着いてからは、在宅ワークも減りましたが、クラウド環境が構築できたので、柔軟な働き方を推し進めたいです。リクルート的な面でのアピールにも繋がるのではないでしょうか。また、ホールディングス化にともないグループ会社も増えてきますので、クラウドシステムやMJS製品を活用して、グループ全体で情報を連携し、包括的なデータ分析や経営判断の指針を出せるようにしたいですね」(小杉氏)
導入事例で紹介されている製品・サービス・シリーズ

中堅・中小企業向けERP
エムジェイエスリンク ディーエックス
電子帳簿保存法対応
インボイス制度対応
AI監査支援とAI仕訳で経理業務を効率化!
建設工事業や医療業など業種別のソリューションも用意。
新機能「AI仕訳」により仕訳作成が自動化。業務の効率化を図ることができます。
多彩なシステム構成、オプション群の他、特有の会計処理を必要とする建設工事業や医療業などには業種別のソリューションもラインアップ。
- ERP
- 財務・会計
- 給与・人事
- 販売管理
- 資産管理
- ワークフロー
- オンプレ/クラウド

従業員向けクラウドサービス
エッジ トラッカー
電子帳簿保存法対応
インボイス制度対応
リアルタイム、時短、見える化でビジネスを加速化するツール
「いつでも」「すぐに」「かんたんに」利用できるクラウド型業務管理サービスです。 「経費精算」「勤怠管理」「給与明細参照」「年末調整申告」「ワークフロー」「電子請求書」のサービスから、ご希望に合わせてご利用いただけます。
- 経費精算
- 勤怠管理
- 給与明細参照
- 年末調整申告
- ワークフロー
- 電子請求書
- SaaS

MJSアプリケーションのクラウド化プラットフォーム
エムジェイエス ディーエックス クラウド
世界最高峰のセキュリティ規準で提供
Microsoft AzureでMJSアプリケーションを最適稼働させるクラウド環境をパッケージングして提供。
- クラウド環境
ユーザーボイス

経営統括本部 財務部
経理課 副課長
堤 美沙子 氏
「使いやすさ」への声
いつでもどこでもリアルタイムで繋がれる
関連会社に出向いた時も、自分が普段使っている「MJSLINK DX 財務大将」の画面を出して、操作することができるのは助かります。社員教育の際も、リアルタイムに画面を見ながら指導できるので、とても効率的です。
給与明細書のデータ化で扱いやすさが向上
「Edge Tracker 給与明細参照」は、過去のデータも参照できるため、給与明細書を見比べたりする際に使いやすいと従業員からも良い評価を受けています。何年も前の源泉徴収票を自分で印刷できる点など、大変便利だと思います。

常務取締役
小杉 康太氏
私のイチオシ機能&サービス
多業種が混在するグループでも力を発揮してくれる
「MJS DX Cloud」でクラウド環境を構築したことで、各拠点からも「MJSLINK DX 財務大将」を健全に運用できています。さらに「Edge Tracker 給与明細参照」が、グループ全体で給与明細書配付業務を効率化しました。MJSはシステム全般において頼りになる会社だと信頼を置いていますが、多業種が存在するグループ企業にも柔軟に対応できるシステムを提案してもらえて良かったです。(小杉氏)
導入企業様のご紹介
株式会社コスギ不動産ホールディングス 様

熊本の暮らしを支え続ける総合不動産企業
熊本市に本社を置く、昭和57年創業の総合不動産企業。賃貸管理を中心に、売買、リフォーム、介護、リゾート開発など幅広く展開し、賃貸物件管理戸数は熊本トップクラスの約20,000戸を誇る。令和3年10月にホールディングス化し、事業の専鋭化と地域貢献を推進。「熊本の未来をトータルプロデュース」する企業として、地域とともに歩み続けている。
所在地 |
〒 862-0976 熊本県熊本市中央区九品寺2丁目6-57 |
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代表者 | 代表取締役社長 小杉 周司 |
創業 | 昭和57年7月1日(設立:昭和60年6月18日) |
構成人員 | 461名(グループ全体) |
主な業務 |
・不動産売買 ・不動産売買仲介 ・宅地分譲 ・賃貸仲介 ・賃貸管理 ・不動産証券化 ・資産運用コンサルタント ・第二種金融商品取引業 |
URL | https://www.kosugi-f.com/ |
- 本事例の掲載内容は取材当時のものです。