経理処理の合理化と会計事務所とのスムーズな連携で、財務状況を正確に把握する。
事務所管理
ACELINK NX-Pro 機能
ACELINK NX-Pro 事務所管理
顧問先管理
特長
『顧問先管理』は、顧問先情報や各システムで作成したデータの情報を集約、検索し、議事録や会計指針チェックリスト、関与先名簿などの書類を管理するシステムです。
蓄積された情報を検索し、分析を行うことで、各顧問先に合わせた情報発信やフォローを行うことができます。情報を活用して顧問先へのサービスの質を高め、差別化が図れます。
財務情報、申告情報
決算金額や、法人税、地方税、消費税、所得税等の納付額を5年分まとめて確認することができます。顧問先への経営指導や節税対策のアドバイスを行う際の参考資料してご活用いただけます。
税務調査
前年やそれ以前など、過去の税務調査報告を一覧で確認します。
過去の指摘事項を顧問先と共有し、改善指導を行う際の確認資料としてご活用いただけます。
期限検索
申告時期の近い顧問先の確認や、過去2期前の課税売上高をもとに、消費税届出の提出が必要な顧問先を検索することができます。また、役員の任期満了が近い顧問先に対しては、その旨を伝えて任期更新などのアドバイスを行うことができます。
届出書提出漏れや報告を適切に行うことで、会計事務所のリスクを回避します。
関与先名簿
国税局の様式に準拠した納税者名簿の作成を行います。
顧問先情報の、納税地、役所、関与区分の情報をもとに自動作成します。
従業員名簿も、担当者情報マスタをもとに作成することができます。
業務処理簿
税理士法で作成が義務付けられている『税理士業務処理簿』を作成します。
日報や申告書データ等から取込むことで、簡単に、早く処理簿を作成することが可能で、忙しい所長の負担を大幅に削減します。
発送書類管理
役所や顧問先へ提出する申告書類や申請・届出書類の提出日を一元管理して、書類の提出漏れを防止します。提出書類および提出日は、申請・届出書、電子申告システムから自動的に連動します。また、事務所独自の書類も一緒に管理することが可能です。
フリー項目登録
顧問先情報に登録された項目とフリーの項目を組み合わせることで、自由に帳票を作成し顧問先管理を行うことができます。
項目検索
資本金や業種、売上高などの条件に該当する顧問先を抽出し、経営指導、改正案内を必要とする顧問先を一覧で確認したい場合などに活用できます。
また、税額をキーに顧問先を抽出し、節税対策のアドバイスを行う必要のある顧問先を一覧からピックアップしたい場合などに活用できます。
オフィス・マネージャー
特長
職員のタスク(ToDo)と、そのタスクのスケジュールを管理するシステムです。
また、職員が顧問先に対して行った作業内容を報告する機能や、他の職員への伝言機能もありますので、事務所内でのコミュニケーションツールとしても使用することができます。
担当者ナビ
ログインしている担当者自身に関連する最新の情報をまとめて1か所で確認することができます。全体的な状況を把握し、そこから個別事項にドリルダウンすることで詳細を確認します。
対応履歴 スマートフォンアプリ対応
顧問先からの問い合わせや相談を対応履歴として保存したり、税務調査の報告を兼ねて履歴として保存することで、所長と職員の間で情報を共有することができ、さらに、担当の引き継ぎも楽になります。顧問先に関する情報をすべて一元管理し、その情報を『可視化』することで、所長や職員の負担を大幅に軽減するだけでなく、事務所や顧問先の問題点を見過ごすことがなくなります。
ToDo
顧問先毎のタスクを毎月管理することができます。例えば、顧問先への巡回スケジュールをタスク化し、完了/未完了の管理を行います。顧問先に関する情報をすべて一元管理し、その情報を『可視化』することで、所長や職員の負担を大幅に軽減するだけでなく、事務所や顧問先の問題点を見過ごすことがなくなります。
スケジュール管理 スマートフォンアプリ対応
個人のスケジュールを管理するだけでなく、他の職員のスケジュールを参照することができます。仕事の状況を共有し、配分や調整を効率よく行うことができます。また、会計事務所内で使用する設備(会議室や社用車など)の予約管理を行うことができます。「Googleカレンダー」と連携することで、外出先や自宅などからでもスケジュールを参照・入力等することができます。
掲示板
事務所での研修やイベントのお知らせなど、事務所内で情報共有・告知等するための情報を入力し、情報共有をすることができます。
税務カレンダー
税務、社会保険、労働関係の提出書類期限をカレンダー形式で確認することができます。
業務進捗管理
特長
顧問先毎の業務報告について、これまで日報に記載したり、事務所独自の報告書を別途作成していました。これらの作業負担を少しでも軽減するため、ACELINK NX-Proでは、自動的に業務進捗を管理し、顧問先毎の状況をいつでも即座に確認できる『業務進捗管理』を開発しました。
業務の遅延、報告もれを防ぎ、より付加価値の高いサービスを顧問先へ提供できるよう支援しています。
進捗管理の分類
顧問先の業務を次のように分類し、それぞれにおいて進捗を管理します。
月次監査 | 伝票入力~月次決算資料の作成 |
---|---|
法人決算 | 法人の決算業務~法人税・消費税の申告業務 |
法人中間決算 | 法人の中間決算業務~法人税・消費税の中間申告に関する業務 |
個人確定申告 | 個人の所得税確定申告および消費税申告に関する業務 |
個人中間申告(消費税) | 個人の消費税中間申告に関する業務 |
年末調整 | 年末調整に関する業務 |
償却資産 | 償却資産申告に関する業務 |
事務所オリジナルの進捗管理
進捗分類や進捗項目を追加することで、事務所の業務形態に合わせた進捗管理が行えるようになります。
タイムリーな進捗確認
作業項目や発送書類と連動することで、事務所管理システムの「ToDo」「発送書類管理」「日報入力」の入力時に進捗状況を更新(連動)することができます。「担当者ナビ」のToDoや 「スケジュール」画面のToDoリストからも更新が可能です。
報酬請求管理
特長
会計事務所や関連する法人の報酬を管理します。
顧問先に対して請求書を発行するほか、入金、未回収残高、源泉税の管理が行えます。
また、顧問報酬や記帳報酬のような月極報酬や決算報酬等の年次報酬、一定期間ごとに発生する請求を固定情報として登録することで、請求データを自動作成することが可能です。
請求・入金の管理
報酬請求管理では、毎月発生する月次報酬や決められた月に発生する「決算」「年末調整」などの請求を年間スケジュール的に登録して「月」ごとに発生させます。
複数の請求元管理
報酬請求管理では、「税理士法人」「個人会計事務所」の請求業務を同一マスターで行うことができます。ただし、管理帳票は「税理士法人」「個人会計事務所」合わせて確認することはできますが、「請求書」はそれぞれでの作成となります。
源泉所得税の計算
源泉の計算は、「発生時」「入金時」の2パターンから選択できます。 全額入金発生時源泉の場合は、請求書計算時に源泉税額を確定し、入金時源泉は入金した金額により源泉税額を再計算します。
業務分類別に「売上(報酬)」を集計
業務分類別に「請求項目」を分類することで、業務分類別に「売上(報酬)」を集計することができます。 業務分類別に「原価」と「報酬」を把握することで、業務分類別の「利益」を把握することも可能です。
生産性分析
業務日報と報酬請求管理の連携により、顧問先別利益、報酬別利益の把握が可能です。 顧問先別の原価(業務日報)と売上データ(報酬請求管理)をもとに利益率などの計算を行った“報酬請求コスト表”を活用して、顧問先への適正報酬の交渉や事務所内の業務改善が行えます。さらに、報酬別の利益確認もできるため、事務所の強みや弱みを知り、利益率の高い業務の強化や、顧問先獲得の営業活動に活かすことができます。
データ連動
- 会計大将への連動
請求・入金データを会計大将へ連動します。会計大将側で「売掛金」に顧問先を「補助」として管理することで報酬請求管理から顧問先別に請求・入金データを連動することができます。また、グループ管理をすることで会計大将側では「部門」として管理することができます。
- 自動引き落としへの連動
請求先となる顧問先の指定口座から自動引き落としを行うための口座振替データ(FBデータ)を作成することができます。 - 納付書(一般・納期特例)
レーザープリンターで印刷し、そのままご利用になれる納付書が作成できます。 - 支払調書・内訳書
支払調書・所得の内訳書を作成することができます。
業務日報
特長
会計事務所の職員が日々の日報を作成し上長へ提出します。上長は申請された日報の参照、承認、差戻しなどを行います。日報はその日のスケジュールと連動できるほか、ToDo、 対応履歴とも連動し、効率よく作成することができます。
さらに日報データと請求データを集計することで、顧問先別の利益を管理し、費用対効果を可視化することができます。
日報入力 スマートフォンアプリ対応
日報入力時には作業項目マスタ、顧問先マスタから選択するほか、ToDoやスケジュールからの取込も可能で、日報を作成する負担を大幅に軽減します。また、<入力者>―<グループ長>―<所長>といった段階承認が可能です。
日報承認
職員の日報に対して「承認」「承認取り消し」「差戻し」を行い、その状況を一覧で確認することができます。
原価管理
業務日報システムでは、個人別時間単価や費用項目を設定することができます。日々業務日報を入力作成することにより詳細な顧問先原価を簡単に集計し把握することが可能です。業務分類別に「作業項目」を分類することで、業務分類別に「顧問先原価」を把握することができます。
日報管理表
顧問先別、担当者別、作業項目別に時間やコスト集計管理表を印刷することができます。実績集計や比較、推移など様々な角度から業務分析を行い、負荷が大きい業務をチェックしたり、見直すべき業務内容がないかピックアップすることで、事務所業務の改善や収益の確保を支援します。
ファイリング
特長
電子ファイルを統合管理
様々な形式のファイルを一元管理します。他のアプリケーションで作成したファイルや、ファイリングシステム導入前に作成済みのファイルも、同様に管理することが可能です。
ACELINK NX-Pro から簡単ファイリング
各アプリケーションの印刷処理の「ファイリング」メニューより簡単にファイルを出力することができます。顧問先名、帳票名などの情報を、出力したファイルに自動付与します。事前に設定されたフォルダへ自動的にファイルを格納します。AdobeAcrobatがインストールされていなくてもPDF出力が可能です。
ファイリングシステムにおける多種なファイル検索機能
検索キー(顧問先、年度など)をもとに検索します。
-
例)担当者別 ⇒ 顧問先別 ⇒ 年度別
- 年度別 ⇒ 業務別(月次決算、年次決算など) ⇒ 顧問先別
検索キーは順番や組み合わせを自由に変更することが可能です。
文字列、ファイル名による検索、その他詳細な検索条件(作成日、作成者、ファイル形式 など)の指定が可能です。
履歴管理
いつ、誰が、何をしたか(ファイルの編集、コピー、削除等)の履歴管理が行えます。
メール添付機能
ファイリングシステムからファイルを直接メールに添付して送信することができます。添付ファイルにはパスワードを付与し、圧縮することも可能です。
他社ファイリングシステムとの連携(手動)
ACELINK NX-Proファイリングのファイルを、他社ファイル管理システムで取込むことが可能です。 他社ファイル管理システムで管理しているファイルを、ACELINK NX-Proファイリングへ取込むことも可能です。
ペーパーレス化で業務効率向上
MJSが提案するオフィスは「デジタル複合機」「ワイド・マルチモニター」「ACELINK NX-Proファイリング」「DocuWorks」「NASサーバー」 を効率的に導入し、ペーパーレスによるコスト削減・作業時間の短縮、書類を電子化することによって得られるお客様への満足度向上、業務能率アップなど、事務所とお客様の関係をより円滑にするための画期的な提案です。 また、電子化した書類(ファイル)は、「PCパトロールBOX」を導入することで閲覧・操作の履歴を管理したり、USBメモリへのコピーを禁止できるので、情報漏えい対策も万全です。
ACELINK NX-Pro 機能